エクセルアドインについて
プレミアム会員の方はエクセルアドインの機能をご利用いただけます。
エクセルアドインとは、バフェット・コードが用意した独自関数を使ってエクセル上に欲しい財務数値を呼び出す機能です。
IF文を書く程度の簡単・シンプルな関数でご利用いただけるので、複雑な操作は必要ありません。
デモをご覧いただくとわかりやすいかと思います。
エクセルアドインの導入方法
インストーラーを導入する手順を書いていきます。
とても簡単ですので3分で終わると思います。
なおプレミアム会員の方で、すでに試用版や古いバージョンのインストーラーをインストール済みの方は、先にそちらをアンインストールしてから下記手順をしていただきますようお願いします。
1. インストーラーをダウンロードする
まずはこちらからインストーラーを含むzipファイルをダウンロードしてください。(2023年04月11日リリース バージョン 0.1.24)
ダウンロードができましたらダウンロードフォルダに保存されます。
名前は「BuffettCodeExcelAddinInstaller.zip」です。zip ファイルを解凍すると、以下のような4つのファイルを含む BuffettCodeExcelAddinInstaller というフォルダができるはずです。
2. インストーラーを実行する
解凍してできたフォルダの中にある、 "BuffettCodeExcelAddinInstaller.exe" をダブルクリックしてインストーラーを起動してください。バフェット・コードのアイコンが目印です。
現状ですと、下記のようなワーニングが出ると思いますが、これはダウンロード数が少ないプログラムに対するWindowsによる警告です。
"More info" をクリックすると、
- App: BuffettCodeExcelAddin32Installer.exe
- Publisher: Buffett Code, Inc
と、「バフェット・コードが作成したインストーラである」と確認できますので、 安心して "Run anyway" をクリックしてください。
ソフトウェア使用許諾契約書にご同意いただいたのち( I agree to the licencse terms and conditions にチェック)と、 "Install" をクリックするとインストールが始まります。
インストールは数秒で終わります。下記の画面が表示されれば、インストールは完了です。
エクセルアドイン用のファイルは "C:\Program Files (x86)\BuffettCode" 以下に配布されます。
インストールに失敗した場合は
上記のような画面が表示されますので、 log_file の内容添えて バフェットコードへのお問い合わせまでご連絡ください。
3. エクセルを立ち上げて確認する
インストールが終わりましたらエクセルを立ち上げてください。
エクセル上部に「アドイン」というタブが新しく表示されるはずです。
これがエクセルアドインと呼ばれるものです。
そこのタブ内にバフェットコードの文字が現れると成功です!
「設定」には「sAJGq9JH193KiwnF947v74KnDYkO7z634LWQQfPY」の文字列が入っていますでしょうか?
これがAPIキーと呼ばれるもので、有料会員の皆さんはバフェット・コードのウェブサイトのマイページから取得できるようになっているものです。
まずマイページにいっていただき、「APIキーの発行」ボタンを押してAPIキーの文字列を取得してください。
その文字列をコピーしていただき、エクセルの「アドイン」タブの「設定」にそのAPIキーをペーストしてください。
「OK」を押していただければご自身のAPIキーが有効になり、制限が解除されます。
なお、デフォルトで入っているこのAPIキーはお試し用のためのユーザー共用のテスト用APIキーです。
取得できる情報はゼロイチ銘柄(銘柄コード末尾2桁が01の企業)に限られるなど、使用に制限がありますのでご留意ください。
エクセルアドインを使ってみよう
エクセルアドインが無事インストールされると、BCODE関数という独自の関数が使えるようになります。
試しにセルに「=BCODE("6501","2020Q4","net_sales")」と打ち込んでみてください。
これで株式会社日立製作所の2020年開始年度の本決算の売上である430,602(百万円)がセルに表示されるはずです!
BCODE関数は、3つの引数をインプットするだけでその条件に合致した数値をバフェット・コードのWEB APIを使って取得してきます。
先頭から順に銘柄コード、決算期、科目キーを指定しています。
指定する順番を間違えますとデータを正常に取得できませんのでご注意ください。
より効果的な関数の使い方についてはリファレンスページをご用意していますので、ぜひそちらもご覧ください。
なお、取得できる科目とその科目キーにつきましてはこちらのAPI仕様書に詳しく記載しています。
取得したいあの科目のキーは何かな?とか、そもそもどの科目が取れるのかな?と迷われた際にご参照いただくと良いかと思います。
上記のWeb APIドキュメントのうち、現在エクセルアドインとスプレッドシートアドオンに対応しているエンドポイントは「Daily」と「Quarter」になります。
データ取得可能な年数
エクセルアドインでは月額の範囲内で取得できる年数の範囲と、従量課金で取得できる年数の範囲があります。
プレミアム料金の月額の範囲内で取得頂けるのは直近5年分の財務データになります。
5年を超えて取得しようとすると「範囲外のエラー」というエラー表記がエクセルに表示されます。
5年を越えて取得する場合は従量課金に同意いただく必要があります。
1アクセスあたり8.8円(税込)の料金が発生します。
同意の仕方はエクセルからアドイン>設定>APIのタブにあります「従量課金エンドポイントを利用する」にチェックを入れてください。
エクセルの自動更新でAPIがコールされたり、第三者にエクセルを共有して関数を更新された場合などでも課金されることがありますのでご留意ください。
(なおBCODE関数の埋まったエクセルを第三者に配布することは当社の利用規約で禁じられております)
CSVでデータを一気に取得してみよう
上記は1セルにつき1データを取得するものでした。
財務モデルを組んだり、自分で分析用シートを作ったりする場合にはその方が扱いやすいのですが、一気に1社分のデータをガサッと落としてエクセルで加工したいという方もいらっしゃると思います。
そこでご用意したのがCSVのダウンロード機能。
こちらもエクセルから取得できます。
やり方は簡単。
アドインタブを開き、「CSV出力」のボタンを押します。
ポップアップが出てきますので、銘柄コードとデータの欲しい期間を記入し、ファイル形式と文字コードを選択します。
最後に「出力」と押すとCSVがダウンロードされます!
結果はこんな感じで出力されます。
不具合報告について
「使えなかった」
「ここまでできたけどエラーが出た」
「インストールできたけど動かない」
などの不具合報告は、バフェットコードへのお問い合わせ で受け付けています。
不具合報告をいただく前に、下記で解決しないか試してみてください。
解決しない場合、アドインの設定から「開発者オプション」を開き、デバッグモードを有効にして再度処理を実行してください。
不具合が発生する場合、開発者向けのエラーが表示されますので、
- 設定されているAPI Key
- 表示されているエラー
を添えて、不具合をご連絡ください。