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試用版エクセルアドイン(遊ぶ用)ができたよ!

f:id:Buffett_code:20190610185824p:plain現在絶賛募集中のキャンプファイヤー第2弾が130万円を達成しました!

ありがとうございます。

camp-fire.jp

それでこのエクセルアドイン機能ですが、動画だけじゃまだよくわかんないよ!というお声に応えまして、なんとお試し版を作ってみました。

是非一度ダウンロードしてあれやこれや試してみてください。

 

とその前に、初めての方にもエクセルアドインがどういうものかをイメージしていただくために、まずはこちらのデモをご覧ください。

www.youtube.com

どうですか!?

すごくないですか!?

プログラミングとか一切しなくても良いんですよ!?

IF文を書くくらいの簡単さで欲しい財務数値を取ってこれるんですよ!?

すごくないですか!

 

試用版を使ってみて欲しいワケ

試用版を作成した意図は2つあります。

 

まずエクセルアドインってどんな感じなのかを体感していただきたいということ。

百の言葉を尽くすよりもデモを一度見てもらう方が伝わりやすいですし、

百のデモより一度使っていただくほうが伝わりやすいと考えました。

 

2点目は、皆さんのいろいろなPC環境で使っていただくことで効率的にデバッグを進めたいということ。

私たちの手元にあるWindowsの実機ではエクセルアドインの動作確認をしています。

しかし製品として世に出すためには、WindowsのOSバージョン数とエクセルのバージョン数(とその他もろもろ)の掛け算の数だけ動作環境を確認しなければなりません。

それだけの種類の実機を用意するのはさすがに困難でした。

そこで、お試し版を無料で配布して使っていただくことで、皆さんの環境で動いたかどうかを教えていただきたいなぁと考えています。

 

なお、私たちで確認をした動作環境は以下になります。

■OS

Windows10

※試用版に限らず製品版もWindows以外では動作しません。また、Windows以外での実装の予定も今のところありません。

 

■エクセル

エクセル2007(ただしCSVのダウンロードは使用できないかも?)

エクセル2013

エクセル2016

エクセル2019

エクセル365

 

これ以外の環境で試された方はぜひ動作結果(つまり動いたかどうか、どこまでできたか)を教えていただきたいのです。

ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

エクセルアドイン(お試し版)と製品版の違い

お試し版と製品版の違いですが、基本的にできることは同じになります。

異なるのは2点。

 

まず、製品版ですと各ユーザーでユニークになるAPIキーをご利用いただきますが、お試し版ではどなたも同じ共有のAPIキーをご利用いただきます。

 

2点目は、エクセルアドインでデータを取得できる対象企業を絞っています。

銘柄コード下2桁が「01」となる銘柄に限定しています。

例えば日産自動車(7201)やキッコーマン(2801)、日本製粉(2001)、サッポロHD(2501)、マークラインズ(3901)、小松製作所(6301)、伊藤忠(8001)、TBS(9401)、東電(9401)、NTT(6701)、JAL(9201)などの48社が対象です。

 

エクセルアドインの導入方法

では以下で具体的にインストーラーを導入する手順を書いていきます。

とても簡単ですので3分で終わると思います。

 

1. インストーラーをダウンロードする

こちらの記事を参考に、インストーラーをダウンロードしてください。

ダウンロードできますとダウンロードフォルダに保存されます。

名前は「BuffettCodeInstaller」です。

f:id:Buffett_code:20190609170401p:plain

 

2. インストーラーを実行する

上記のインストーラーをダブルクリックしてインストーラーを起動してください。

そうすると「windowsによってPCが保護されました」というポップアップが出ると思います。

f:id:Buffett_code:20190609171145p:plain

現在、製品版に向けて証明書の発行を受けているところです。

そちらが無事取得できればこのような表示は出なくなります。

ウィルスなどではありませんのでご安心ください。

 

「詳細情報」をクリックしていただき、「実行」を押下していただくとインストールが開始されます。

f:id:Buffett_code:20190609171106p:plain

 

インストーラーが立ち上がります。

f:id:Buffett_code:20190609171314p:plain

「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れて「インストール」を実行してください。

インストールは数秒で終わります。

 

3. エクセルを立ち上げて確認する

インストールが終わりましたらエクセルを立ち上げてください。

f:id:Buffett_code:20190609171649p:plain

エクセル上部に「アドイン」というタブが新しく表示されるはずです。

これがエクセルアドインと呼ばれるものです。

そこのタブ内にバフェットコードの文字が現れると成功です!

 

「設定」には「sAJGq9JH193KiwnF947v74KnDYkO7z634LWQQfPY」の文字列が入っていますでしょうか?

入っていればばっちりです。

もしも入っていなければ上記をコピペしてください。

 

これがAPIキーと呼ばれるもので、有料会員の皆さんはバフェット・コードのマイページから取得できるようになっているものです。

今回のお試し版は共用のAPIキーが初期設定で入っている仕様になっています。

このAPIキーで取得できるのはゼロイチ銘柄(銘柄コード末尾2桁が01の企業)だけになりますのでご留意ください。

 

エクセルアドインを使ってみよう

エクセルアドインが無事インストールされると、BCODE関数という独自の関数が使えるようになります。

試しにセルに「=BCODE("2801","2017","4","net_sales")」と打ち込んでみてください。

これでキッコーマンの2017年開始年度の本決算の売上である430,602(百万円)がセルに表示されるはずです!

 

BCODE関数は、4つの引数を記入することでその条件に合致した数値をバフェット・コードのデータベースから取得してきます。

先頭から順に銘柄コード、事業開始年、四半期、科目キーを指定しています。

順番を間違えますと正常に取得してこられませんのでご注意ください。

なお、3つ目の引数は四半期の番号です。仮に第1四半期のデータを取得したい場合は「1」をご入力ください。

 

取得できる科目とそのキーにつきましてはこちらの仕様書に記載しております。

QuarterV2とIndicatorV2の項目が取得できます。

 

CSVでデータを一気に取得してみよう

上記は1セルにつき1データを取得するものでした。

財務モデルを組んだり、自分で分析用シートを作ったりする場合にはその方が扱いやすいのですが、一気に1社分のデータをガサッと落としてエクセルで加工したいという方もいらっしゃると思います。

そこでご用意したのがCSVのダウンロード機能。

こちらもエクセルから取得できます。

 

やり方は簡単。

アドインタブを開き、「CSV出力」のボタンを押します。

ポップアップが出てきますので、銘柄コードとデータの欲しい期間を記入し、ファイル形式と文字コードを選択します。

f:id:Buffett_code:20190610185041p:plain

 

最後に「出力」と押すとCSVがダウンロードされます!

結果はこんな感じで出力されます。

f:id:Buffett_code:20190610185441p:plain

 

ご協力のお願い

無料・登録不要・キャンプファイヤーでの支援不要で使える試用版なので、ぜひぜひ多くの方に試していただきたいと思っています。

ゼロイチ銘柄であればいくらでもデータを取得していただいて問題ありません。

 

ただ、その代わりといっては何ですが、

「問題なく使えた」
「使えなかった」
「ここまでできたけどエラーが出た」
「インストールできたけど動かない」
「使えたけど過程がわかりづらかった」

などのフィードバックをtwitterのDMや、バフェットコードへのお問い合わせ、キャンプファイヤーのコメントなどでお寄せいただけますととてもありがたいです。

 

ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます!

 

プレミアム会員もしくはキャンプファイヤーご支援者の方はこちら

プレミアム会員(もしくはキャンプファイヤーのご支援者)の方は、ご自身のAPIキーを発行可能です。

そちらですとお試し用の共用キーとは違い、銘柄に制限はかかりません。

 

まずマイページにいっていただき、「API Key」タブで「APIキーの発行」ボタンを押してAPIキーの文字列を取得してください。

その文字列をコピーしていただき、エクセルを立ち上げて「アドイン」の「設定」にAPIキーをペーストしてください。

「OK」を押していただければご自身のAPIキーが有効になり、制限が解除されます。