株式投資による資産運用、はじめたいけどなかなかはじめられていない...
だって勉強することは多そうだし、そもそも経済ってよくわからないもんね。
そういう方はきっと多いと思います。
でも待ってください!
実は一流投資家並みの素晴らしいパフォーマンスを出し続けるよりも、ほどほどの成績を1年でも早く・長く続けることの方がたくさん資産貯まるかもですよ!
投資をはじめないことの機会損失は利益の60%!?
まずはこちらのツイートをご覧ください。
Aさんは10万円で投資をはじめて、年率20%の運用を30年続けました。
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年5月10日
30年後の資産はなんと200倍以上の2,374万円になります。
それ以上に驚きなのが、Aさんに遅れるとこ5年後に投資を開始したBさんが、30年後(つまり25年間の運用)に受け取れるのは954万円、なんとAさんの4割にしか満たないということ。 pic.twitter.com/6QjLd6GG4g
いかがでしょう。
まずは前半部分。
30年で資産が200倍になるなんて、複利の効果は絶大ですね。
人類の最大の発明は複利かもしれません。
また、もう一つ示唆に富むメッセージが後半にあります。
投資を始めるのがたった5年遅れるだけで、AさんとBさんの資産が実に2倍以上の開きが出てしまうという事実!
なぜそうなるのかというと、投資をしなかった5年の間に
(1 + 20%)^ 5 = 2.49倍
の資産の差が生まれるからです。
その先AさんもBさんも同じ運用成績を出す限り、この差が埋まることはありません。
そして次です。
煽りっぽくなっちゃいましたが、運用するなら1年でも早いに越したことはないよというお話でした。
— バフェット・コード (@buffett_code) 2018年5月10日
ちなみにROEと同程度の8%で運用した場合でも、同様に5年間の機会損失は30%以上になります。
また、20%の運用開始が5年遅れると、8%運用と同程度のパフォーマンスになってしまうのも味わい深い... pic.twitter.com/4tiqJfGCa6
このツイートも意外に思われる事実かもしれません。
まず前半部分。
8%程度の運用を目指す、すなわちインデックスに投資をして、あとはずっと放置する運用でさえも、30年間で資産は実に100倍になるということ。
やはりすごいですね、複利の効果は。
また後半部分も味わい深いです。
まず、年間リターンを20%出し続けるというのは、世界でも指折りの超一流ファンドマネージャー並みのパフォーマンスであることを意味します。
それがたった5年間投資を開始するのが遅れるだけで、その後たとえ超一流のリターン20%を叩き出し続けたとしても、インデックスに投資をして30年間放ったらかしにし続けた人のパフォーマンスとそう変わらないという事実。
ということはつまり、一流のパフォーマンスを目指してめちゃくちゃ勉強もして分析もして時間を消費するくらいなら、さっさと資金を準備して1日でも早くインデックスに投資をして放置した方が、資産運用上は断然有利ということです。
それくらい投資においては時間価値(すなわち複利)が肝だということですね。
もちろん投資はさっさと始めつつ、さらに並行して勉強をして株価パフォーマンスを改善していくというように、両立できるならそれに越したことはありません。
最後に
ということで、資産運用を1日でも早くはじめるべき理由について、グラフなんかを交えながら定量的に説明してみました。
高いパフォーマンスを出すことに時間を使うのではなく、インデックス投資だろうとなんだろうと、1日でも早くさっさと投資を始めた方が良いんだぞということが、これで少しは伝わったのではないかと思います。
煽るつもりはないのですが、どうせいつかやるのなら、今さっさと口座開設して投資を始めてみてはいかがでしょうか??