バフェット・コードのブログ

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【2大機能リリース】バフェット・コードはユーザーの意思決定を進める「ワークスペース」へと進化します。なぜそうするの?

『企業情報の図書館』から、意思決定を加速させる『ワークスペース』へ。バフェット・コードは、8月に実装する『AIアシスタント (β版)』と『戦略サンドボックス』を皮切りに、ビジネスのあり方を刷新します。

2026年8月、バフェット・コードは『AIアシスタント (β版)』と『戦略サンドボックス』の2つの大きな機能をリリースします。

8/3リリース! 『AIアシスタント (β版)』

AIアシスタントはバフェット・コードのWeb UIに搭載され、「このデータから何が言えるのか」「どう解釈すればよいのか」といった疑問にお答えする、壁打ち相手としてご活用いただけます。

分析の途中で何を深堀りすればよいのか分からず手が止まりそうなときに、新たな分析の切り口を提案してくれます。企業データをより深いレベルで分析できるようになることで、アウトプットまでの距離を縮めていきます。

8月下旬リリース予定! 『戦略サンドボックス』

戦略サンドボックスは、株式市場での様々な検証環境を提供します。

ITの世界におけるサンドボックスとは、文字通り『砂場』のことです。公園の砂場では、お城を壊しても、穴をたくさん掘っても、誰からも怒られませんし、周りの道路や建物が壊れることもありません。そこから名付けられた命名で、『本番のシステムに影響を与えず、どんなに失敗しても安全な、実験専用の使い捨ての部屋』を意味します。

戦略サンドボックスでは、現実の世界の企業情報を使って様々な投資戦略上の仮説を即検証することができる機能として企画されています。検証結果からただちに条件を変更して再実行することも可能です。 たとえば、「高配当ポートフォリオはインデックスをアウトパフォームするのか」「ハイテクポートフォリオなら?」「資本効率 > WACCは株式価値を高めるのか」といった仮説を、15年分以上のデータをもとにノーコードで、たった数秒で検証できます。

上場企業への投資戦略を検証しようとすると、企業情報ベンダーから極めて高額なデータを購入して、検証プログラムを自作するしかありませんでした。バフェット・コードの戦略サンドボックスは、ノーコードかつ使いやすいUIで、国内投資戦略の仮説検証を高速化します。

この2つの機能は、それぞれが非常に強力な機能であり、ユーザーの皆様の分析精度を一段階も二段階も向上させるものだと考えています。しかし、実はただの機能リリースではなく、バフェット・コードがこれから迎える大きな進化の第一歩なのです。その大きな進化とは、バフェット・コードの「ワークスペース化」です。

「図書館」から「ワークスペース」へ

現在のバフェット・コードは、企業情報を豊富にそろえた「図書館」です。

バフェット・コードには経営判断や投資判断に有用な、子細なデータが多数収蔵されています。情報を使いこなせる方にとっては非常に心強く、居心地の良い場所です。必要な時に必要なだけバフェット・コードから企業情報にアクセスして業務を進めていける。そうした方々に支えられて今日までやってこれました。

一方で、データから何が言えるのかの読み取りに不安のある方や、そもそもどのような情報が世の中に存在するのかをご存じない方にとっては、いくら図書館の蔵書がうず高く積まれていようと、それは風景・背景になってしまいます。せっかくの情報が活用されず、ユーザーの機会損失が生じているケースも少なくありませんでした。

では、そうした方にとって必要な場所とはなんだろうと考えたときに、「図書館からワークスペース(作業場)へ」という構想が生まれました。

図書館では、仕事が完了しない

例えばM&Aの現場を考えてみます。今期から買収を積極的に実施していくと決めた企業があったとしましょう。あなたはそのM&A担当者です。まず何をするでしょうか?

いきなりロングリストを作ってみよう、とはならないはずです。まずは買収戦略を策定します。どのような領域を、どのような財務規律で、いつまでに買収するのか、それが経営目標にどうミートするのか。その策定が必要です。

次に、その買収戦略に沿って買収候補をリストアップします。それがロングリストです。抜け漏れなくリストアップできているか、買収シナジーは描けるか、予算に合うか、売ってくれそうな株主構成か。そういったことを勘案します。

そして交渉し、精査し、契約書を取り交わして、晴れて買収は完了です。しかしそこから統合作業、いわゆるPMIが行われます。長く暗いトンネルの入り口に立っただけなのです。

こうしてみますと、「図書館」で企業情報を用いてロングリストを作るのは、買収全体のタスクの10%に満たない領域です。本当はそれ以外にも、買収戦略を策定するために壁打ちもしてほしいし、デューデリジェンス(買収前の精査)で見るべきチェックポイントもリストアップしてほしい。図書館では足りないのです。

目指すのは「ワークスペース(作業場)」

こうした課題に、どう応えるべきか。バフェット・コードが目指すのは、企業データの図書館ではありません。企業データを使って仕事を進めるための「ワークスペース(作業場)」です。

ワークスペースとは、ユーザーの意思決定を前へ進めるための場所です。ユーザーには「買収したい」「より良いIRを実現したい」「資本効率を高めたい」「営業の生産性を上げたい」など、具体的に推し進めたい仕事やプロジェクトがあります。そのために企業情報という資料を広げ、AIと壁打ちをしながらA案・B案・C案の素案を企画する。なぜそう考えたのか、自分用のメモを残す。上司や同僚もその作業台を見てコメントを残す。そうしてチームで議論を重ねることで案がより洗練され、絞り込まれ、最終的なアウトプットを作り上げていく。こうした作業と共有のための場所を、私たちは目指しています。

成果物を完成させることがすべてではありません。どのような思考プロセスを経てそこにたどり着いたのか、その履歴を振り返ることができます。社内で共有すれば、他のメンバーが引き継いだり、改良を加えたりすることもできます。何が成功の要諦だったのか、あるいはどこで失敗したのか、あとから追跡し、より良い意思決定になるよう振り返ることも可能です。これまでは担当者の頭の中にだけ記憶として存在していたものが、会社の資産になるということです。

毎朝パソコンを立ち上げたときに、まず開くアプリケーション。バフェット・コードは、そんな「当たり前に開かれる場所」になることを目指しています。

ワークスペースにより、例えばM&A担当者は、ロングリスト作成のための膨大な検索作業から解放され、戦略の壁打ちに時間を割けるようになります。

あるいは出資担当者は、複雑なモデル構築をノーコードで数秒のうちに完了できます。

それがワークスペース構想で得られるユーザーのベネフィットです。

ワークスペースから作れば良かったのでは?

「強い図書館」を先に作りたかったからです。

部屋の中に机といすだけ置かれている「単なる作業場」だけ用意されても、誰も利用したいとは思わないでしょう。「ここに来れば必要な文献や各種データ、それに仕事道具がすべて揃っている」という状況が揃って初めて「ここで仕事をしたい」「ここでなら仕事が捗る」となるはずです。

バフェット・コードで言えば、非上場・上場の財務・非財務データが完備(=文献)されており、かつ、そのデータを使って検索したり比較したりエクセル連携したり(=仕事道具)できる状態になっていることです。それが強い図書館です。強い図書館だからこそ「ここで仕事をして意思決定を前に進めたい」と思えるのだと考えています。

生成AIの普及やデータ活用の高度化が進む今、情報収集から『意思決定』へと、プロフェッショナルの要求レベルは飛躍的に高まっています。私たちが今ワークスペース化に踏み切る理由は、まさにこの時代の要請に応えるためです。

その第一歩となる、2つの新機能

8月にリリースされる2つの機能は、このワークスペース化に向けた第一歩です。

AIアシスタントは、企業データの活用を深める用途でリリースされますが、将来的にはユーザーの目的の達成そのものを後押しするAIアシスタントへと育てていく計画です。たとえば「M&Aをしたい」というご相談に対して、「まずは戦略はありますか?他社の事例を探してみませんか?」というように、ゴールに向けた道筋を一緒に描けるパートナーを目指します。

戦略が固まれば、次は候補選びです。ここでもAIアシスタントがガイドしながら、M&A戦略からターゲットを言語化し、企業データベースから対象となる候補をリストアップし、評価し、絞り込んでいく。その一つひとつの工程が、同じ画面の中でつながっていきます。

戦略サンドボックスは、株式投資の印象が強い機能に見えるかもしれません。しかし、ワークスペース(作業場)として情報を分析して意思決定につなげるには、シミュレーションやモデリングといった仕事道具が不可欠です。この戦略サンドボックスは、今後ワークスペースにおいて実装されていくであろうシミュレーションやモデリング機能の第一歩なのです。

さらなるデータ収集とワークスペース化を同時に

情報を集める場所としての役割は、これからも大切にしていきます。そのうえでバフェット・コードは、集めた情報をもとに「ユーザーの意思決定を前に進める」ことを目的とした場所へと、一歩ずつ進化していきます。

8月の2大機能リリースは、その歩みの1つ目のステップです。AIアシスタントと戦略サンドボックス、この2つの新機能をぜひお試しください。 バフェット・コードはプロダクト・レッド・グロースを標榜しております。そのため、8月のリリース開始に合わせて、先行体験キャンペーンも予定しています。無料会員登録をお済ませいただければ、どなたでもご活用いただけます(回数制限あり)。

進化を続けるバフェット・コードを、ぜひその手で体感してください。